pure's movie reviewⅣ

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真夏の方程式

date★2013.07.03(Wed) category★邦画
真夏の方程式

2013年 日本作品 129分 東宝配給
STAFF
監督:西谷弘
脚本:福田靖
原作:東野圭吾『真夏の方程式』(文藝春秋刊)
CAST
福山雅治 吉高由里子 杏 山崎光 白竜 風吹ジュン 前田吟 塩見三省


解いてはいけない、
愛が閉じ込めた謎。


■Story
風光明媚で普段は静かな海辺の町、玻璃ヶ浦。しかし今は、海底鉱物資源の開発を巡り、賛成派と反対派が激しい対立を繰り広げていた。
湯川はそんな玻璃ヶ浦で開かれる地元説明会にアドバイザーとして招かれ、川畑夫妻とその一人娘、成実が営む小さな旅館“緑岩荘”に滞在することに。
彼はそこで、親の都合で夏休みの間だけ親戚の川畑家に預けられていた少年、恭平と出会う。子ども嫌いの湯川だったが、恭平とは不器用ながらも心を通わせていく。
そんな中、緑岩荘の宿泊客で、16年前にこの町で起きた殺人事件の捜査を担当した元警視庁の刑事、塚原の変死体が海岸で発見される。
連絡を受け現地に入った捜査一課の岸谷美砂は、運良く居合わせた湯川にダメもとで協力を依頼するが…。
allcinemaより)


真夏の方程式2

ガリレオシリーズは原作は文庫化されたものに関してはすべて読破。
TVシリーズ第一弾は観てない。
映画「容疑者Xの献身」は観た。(賛否両論ある作品だが、"実に面白かった"。)
TVシリーズ第二弾は観た。
というような状況なのですが、先日まで放送されていたTVシリーズには正直( ゜д゜)ポカーン。
なにこのやたらハイテンションな茶番劇…。吉高は100歩譲っても、栗ちゃんと澤部の存在意味がさっぱり分からない…。
このノリで映画「真夏の方程式」だったらどうしよ~と思っていたのですが、さすがドラマとは別物として丁寧に作られてました。よかったー。栗ちゃんも澤部も出ないぞ。(笑)

※以下ネタバレあり!

長編「聖女の救済」はドラマシリーズの最終話になってしまったけれども、ガリレオの長編は湯川から連想できないものばかり関わってくるのが面白い。
「容疑者Xの献身」では愛。
「聖女の救済」では女。
そして「真夏の方程式」では家族と子供。海というのもあまり湯川のイメージにない。(ダイビング出来るようだけれども。)
回数を重ねるにつれて、だんだんと湯川の人情が豊かになってきたように思います。
「容疑者Xの献身」では、容疑者である旧友に、真実を暴くため執拗に逼った。当時、レビューにも書いたけれども、そんな湯川が悪者にすら見えてきた。石神と花岡の不器用な関係を守りたいとすら思わされた。
でも今回の「真夏の方程式」では、湯川は慎重だ。
真実を突き止めるというスタンスは変わらない、すべての謎が解けるまで迂闊に口を滑らせないというのも変わらない。
でも、こんなにも他人の心情を重んじて行動する湯川は初めて観た。
原作にはない、恭平が黒い布(?)の中で丸まり海の中を見て喜ぶ様子をカメラに収めたというのも、なんだかいじらしい。顔を撮るのではなくて、黒い布の中で丸まってる様子を撮るというのが、ミソ。(笑)

今後このシリーズが続くのかどうかは分からないけど、湯川が何に出会ってどう『化学反応』していくのか見ていきたいなぁと思う。
やっぱラストにふさわしい、一番の設定は、「湯川自身が恋に落ちる」ことだと思うのですが、いかがでしょうか?(笑)

それにしても、原作を読んだときから思ったことではあるけれども、やっぱりこの真実は後味が悪い…。
無知というものは罪だと思うが、その対象を無垢な子供にするというのはちょっと残酷だ。
それぞれが秘密を抱える家族三人の愛情には泣かされるが、でもその犠牲になってしまった恭平のことを思うとそれは怒りに変わる。夫とは異なる男性との子を産んだ川畑節子が諸悪の根源だと恨めしく思う。
エンディングではそんな恭平に湯川が精一杯のフォローをするが、考えうる限りでは最高のフォローでも、それで彼のこれからの長い人生救われるだろうか?と心配になる。
「容疑者Xの献身」では完全に加害者に肩入れをしてしまったけれども、本作はそうもいかず。
こういう作品がたまにあってもいいとは思うのだけれども…。
子供の頃の夏休みのあの特別感を思い出させてくれる作品でもありました。
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