pure's movie reviewⅣ

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戦場のメリークリスマス

date★2014.02.19(Wed) category★その他の国の作品
戦場のメリークリスマス

1983年 日本/イギリス作品 123分 松竹=富士配給
原題:MERRY CHRISTMAS, MR. LAWRENCE
STAFF
監督:大島渚
脚本:大島渚 ポール・メイヤーズバーグ
原作:ローレンス・ヴァン・デル・ポスト『影の獄にて』
CAST
デヴィッド・ボウイ 坂本龍一 ビートたけし トム・コンティ ジャック・トンプソン 内田裕也


男たち、美しく…。

■Story
1942年、日本統治下にあるジャワ島レバクセンバタの日本軍俘虜収容所で、朝鮮人軍属カネモトがオランダの男性兵デ・ヨンを犯す。
日本語を解する俘虜(捕虜)の英国陸軍中佐ジョン・ロレンスは、ともに事件処理にあたった粗暴な軍曹ハラと奇妙な友情で結ばれていく。
一方、ハラの上司で所長の陸軍大尉ヨノイは、日本軍の背後に空挺降下し、輸送隊を襲撃した末に俘虜となった陸軍少佐ジャック・セリアズを預かることになり、その反抗的な態度に悩まされながらも彼に魅せられてゆく。
(ウィキペディアより)


戦場のメリークリスマス2

映画鑑賞を趣味としていながら、今更の初鑑賞です。お恥ずかしい…。

それにしても、不思議というか…奇妙な作品でした。
戦争映画だけれども戦闘シーンはない。でも戦争の悲惨さは伝わる。
登場人物はものの見事に男だけなのに、官能的。
血なまぐさい、汗くさい、泥くさい、それなのに清楚なイメージ。
それは、坂本龍一のあのあまりにも有名な音楽と映像の美しさも大いに貢献しているだろうけれども、すべての人間が戦争という状況下に置かれて極限の精神状態だからこそ生まれた雰囲気なのかもしれない。

対比はそれだけではない。
西洋と日本、キリストと国家神道、罪と恥…。とにかく日本軍と俘虜たちの価値観は対立する。
ビートたけしと坂本龍一という、違う畑の人をキャスティングしたというのも、対比の一つだ。
最初はこのお二人の演技に「あ~あ、やっちまったなぁ」と思いましたよ。(笑)
でもいつの間にか、この二人以外にありえないとまで思うようになった。
国境や価値観を越えて奇妙に育まれていく二組の男の友情の美しさは、この芸人と音楽家という実際の垣根を越えたキャスティングによって、より美しく見えたのかもしれない。大島監督はやっぱりすごい!
ありきたりの感想かもしれないけど、価値観の違いや異文化に対して柔軟に対応できる人間でありたいと思いました。
それこそが、自分の世界を広げる大きな手段の一つだと思う。
ビートたけしと坂本龍一が、本作の後映画界に欠かせない世界のキタノとサカモトになったことからも窺えるようにね。

戦場のメリークリスマス3
ラストのたけしのこの顔、一生忘れられないだろうなぁ。

ところで、トム・コンティの顔といい話し方といい、なぜか安倍晋三総理大臣が浮かんでしまったのは自分だけだろうか…。去年ブエノスアイレスで開かれた、2020年の東京オリンピック招致のスピーチのときの安倍さんがどうしても浮かんでしまう。
…似てませんか…?(・_・?)
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