pure's movie reviewⅣ

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おくりびと

date★2011.01.16(Sun) category★邦画
おくりびと

2008年 日本作品 130分 松竹配給
STAFF
監督:滝田洋二郎
脚本:小山薫堂
CAST
本木雅弘 広末涼子 山崎努 余貴美子 吉行和子 笹野高史 杉本哲太


キレイになって、
逝ってらっしゃい。


■Story
チェロ奏者の大悟は、所属していた楽団の突然の解散を機にチェロで食べていく道を諦め、妻を伴い、故郷の山形へ帰ることに。
さっそく職探しを始めた大悟は、“旅のお手伝い”という求人広告を見て面接へと向かう。
しかし旅行代理店だと思ったその会社の仕事は、“旅立ち”をお手伝いする“納棺師”というものだった。社長の佐々木に半ば強引に採用されてしまった大悟。世間の目も気になり、妻にも言い出せないまま、納棺師の見習いとして働き始める大悟だったが…。
allcinemaより)


おくりびと2

私事ですが、この経験なしにこの映画の感想は語れないので書きます。
去年の五月、四年の闘病の末、母が亡くなりました。
この作品は日本作品で初めてアカデミー賞を受賞したということで、母と「せっかくの話題作品なんだから観たいね。でも…」と、この先はお互い口に出せないけど同じ気持ちで観られないままでした。
闘病中は「死」のにおいのするものは何も見たくなかった…。今日母の遺影を背後に置いて、やっと観ました。

さらに去年は、祖母、伯父二人も亡くし、今まで身近な人を亡くした経験が祖父しかなかった私は、一気に身内の死を経験してしまった年でした。
なので去年は今までで一番「死」について考えた時期とも言えるのです。

大切な人の死を経験してる人には、この作品は絶対涙無しに観れない。
そして大切な人の死を経験してる人こそ、納棺師の仕事を尊いと思う。美しい。
去年の経験がなければ、私も奥さんの美香(広末涼子)と同じく、「汚らわしい!」の言葉が浮かんでしまっただろうと思う。
火葬場の平田(笹野高史)が語った話は、お坊さんから伺った話と同じ内容でこれにも涙。
もう一度会える、そう思うと救われる。どうしても会いたい。

この作品と「私の中のあなた」は、映画ファンとしては賞やキャストなど、語りたいトピックがたくさんある作品だけど、そういう目線では観られないです。
ただ一つ言いたいのは、予想していたような陰気くさい作品ではなかったのが救いだった。
コミカルな部分もあって、「死」=悲しくて暗いもの、だけではなく、誰でもいつかは死ぬんだよね、という…上手く表現できないんだけど、死を包み込んでいる作風だったのが嬉しかった。
大切な人が亡くなると、自分もいつか死ぬんだということを意識していたいものだから。
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